「末端」の不調は 元を辿れば「体幹」から。

「体幹」の崩れによる
「末端部分」への影響といえば

とあるお客さんの施術で
面白い経験をしたことがあります。

その方はまさしく全身ガチガチで
以前より「指先の強い冷え」を訴えられていました。

施術はいつも通り「うつぶせ」状態で
背中・腰などの調整から始まり

その後「あおむけ」になって頂いて
後半に「手」の施術に入ったのですが

その時には すでに
指先は暖まっていました。

その方が言われるには
「始めのほうの背中をしてもらっている段階で
もう指先に血が通っていくのがわかりました。」

福井の整体院
『整体療術院 癒庵』院長の近間です。

約１ヵ月後
その方が再び「冷え」を訴えられて
施術前に見せてくれたのが

ちょうど第二関節を境に
爪先までが見事に真っ白になっている指。

「始めの背中をしてもらっている段階で・・」
と言われた前回のこともあったので
指先を確認しつつ背中の調整を始めていくと

施術を初めてほんの数分。
目に見えてスーっと色が付いていく指先。

始めは紫がかかったピンク色に。
やがて、完全に血の通った
キレイなピンク色に染まりました。

「指先」の元を辿れば「手首」であり
さらに元を辿れば「肘」であり
さらに辿れば「肩」であり
「肩甲骨」であり 「背中」であり・・

体は各部分の繋がりではなく
全体で一つ。

と、理論としては
わかっていたことなんですが

実際に現象として目の当たりにするのは
なかなかに感動モノでした。

まさしく 「末端」の不調は
元を辿れば「体幹」から。

本当に良い体験をさせて頂きました。
ありがとうございます。