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達人への道

 

生涯修行中。

 

福井の整体院
『 整体療術院 癒庵 』院長の近間です。

 

自分の中での「達人」という定義に
「いかに力が抜けているか」というのがあります。

 

もし、同じ技術をするにしても
力を抜ければ抜けるほど
より「技術」であり「達人」

 

その対極は、単なる「力まかせ」

 

とは言っても
どっからどこまでが「達人」で
どっからどこまでが「達人ではない」
というような

 

明確なラインがあるわけでもなければ
ピンもキリもなく

 

数値で表現するなら
「7まで力を抜ける人」より
「5まで力を抜ける人」のほうが、より達人。

 

「5まで力を抜ける人」より
「3まで力を抜ける人」のほうが、より達人。

 

「1まで力を抜ける達人」の上には
「0.1まで力を抜ける達人」がいるし

 

逆に
「0,0001まで力を抜ける達人」からしたら
「0.1まで抜ける達人」は、まだまだ力まかせ。

 

ビギナーズラックという言葉があるように
初め、意外と上手く出来てしまうのは

 

あくまでも
「知らないから」こその脱力によるもので

 

ほとんどは
その世界の深くに入れば入るほど

 

良くも悪くも 深さや広さ
難しさや怖さを知って

 

無意識に頭や体に力が入っていき

 

そして
悩んで葛藤して修練して・・
永い年月をかけて抜いていく。

 

力を、より「0」に近付けていく。

 

もし、天性的に力を抜ける人がいたとしたら
そういう人を「天才」と言うのかもしれません。

 

そんな例外は、
とりあえずおいておいて

 

その「力み」を抜く為に必要な要素に
「呼吸」や「姿勢」が関係してくるわけなんですが

 

それはまた別の機会に・・

 

 

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