例えば
パラパラ漫画で
「3歩あるく」 という動きを表現する場合
10ページ使って表現するのと
100ページ使って表現するのとでは
表現される動きの滑らかさは
大きく違います。
ページの数が多ければ多いほど
より滑らかな動きとなって表現されますよね。
漫画は日本の文化。 そして自分のバイブル。
福井の整体院
『 整体療術院 癒庵 』院長の近間です。
技術を教えている中で
得られたことの一つに
「技のページを増やす」
というものがあります。
できるだけわかりやすく伝えるために
一つの技の流れを、一旦細かく刻む。
そして、その刻んだ一つ一つを
さらに刻んで伝える。
こうして意図的に行った「細分化」という作業は
相手に伝わりやすいだけでなく
自分自身、無意識に体に染み付いている
一つ一つの細かな行程を発見し、考え、
意識しなおすキッカケとなります。
そして
それを再び一つの流れに組み立て直した時
より滑らかで無駄のない
自然な流れが生まれるんです。