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出すことの大事

 

僕が通っていた小学校では
給食を食べる前に両手を合わせ

 

「多くのご恩を思い、喜んで頂きます。」
と、全員で唱えてから食べ始めていました。

 

その時はきっと
「やらされている感」満載だったろうけど

 

今思えば
良い教育を受けていたなと思います。

 

福井の整体院
『 整体療術院 癒庵 』院長の近間です。

 

人間、食べる時は「 頂きます」と
感謝を表すことはあっても

 

「排泄する時」に感謝を表すことは
あまりないものですね。

 

「排泄」というと何やら
汚いイメージが先行してしまいますけど

 

「出す」ということは
とても大事なことで

 

バケツの中を
キレイな水で満たすためには

 

まず、汚れた水を
全て出しきらなければならないように

 

初めに出すことありきで

 

結果、新鮮な新しいものを
取り入れることができる。

 

バケツの水も、満員電車も、食べ物も
呼吸も エネルギーも、お金も、鬱憤も

 

形あるものから無いものまで
全てのものには流れがあって

 

ジリジリと、か細く出せば
入るのも同じだけ、か細く

 

スッと気持ちよく出せれば
入るのも同じだけ、スッと気持ちよく

 

出せる余裕のある時は
誰だって迷いなく出せるもの。

 

むしろ

 

出せる余裕のない時こそ
気持ちよく出す必要があるけれど

 

これがなかなか難しいもので。

 

一見あたりまえである
「今出せる場所」「今出せる力」があることに

 

感謝を忘れずにいたいと思います。

 

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