ぶろぐ

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再び豪雪

 

雪やこんこ 霰やこんこ
降っても降っても まだ降り止まぬ

 

聞いてるぶんには微笑ましい
子供の頃から聴き馴染んできた動揺は

 

現実となると
げに恐ろしき唄でした。

 

連日絶え間なく降り続ける雪に
雪掻きが追いつかない。

 

掻いてるそばから積もっていく。
休憩してる間にフリダシに戻る。
一夜明ければさらに積もっている。

 

なによりキツいのは
回数を増すごとに雪置き場が山になり
投げ捨てる高さが増していくことです。

 

終いには置き場が無くなって

 

初めは2台分空けていた駐車場も
泣く泣く1台分埋めることにしました。

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

職業柄、雪掻きをしながら考えるのは
やっぱり「体の使い方」で

 

雪を掘る。
投げ捨てる。

 

この二つの動作の際
「腕の力」や「腰のヒネり」など

 

上半身だけに依存してしまうと
てきめんに腕や腰に負担がかかってしまいます。

 

どんな動きでも要となるのは
やはり下半身の使い方で

 

この場合
両足を横に揃えたままにするのではなく

 

「軸足でないほうの足」を
常に力の向く方向に出す。

 

つまり、「踏み込み足」を使うことで
腰を入れ下半身を使った動作となり
腕や腰の負担がかなり軽減されます。

 

もちろんこれは
「良い姿勢」が土台にありきの話です。

 

ピッチャーの投げる動きや
バッターやテニス等の打つ動きと同じですね。

 

ただ、現実はちょっと違ってて

 

連日ほぼ一日中、降り止まない雪の中
ビショビショになりながら思うのは

 

「一刻も早く終わらせたい」

 

この意識が先行してしまうと
動きはどんどん雑になって

 

ダメだとわかってはいながらも
つい力任せになって

 

結果、腰は守れたものの
腕は疲労でパンパンになり

 

こうして反省文を書くことで
自分を戒めております。

 

整体師の本分は
同じく雪掻きで疲れを溜めた方を
施術で楽にすることで

 

自分の体を痛めてる場合ではありません。

 

できる限り
「体の使い方」の意識を切らさず

 

できる限り
体に負担をかけず

 

万全の状態で
お客さんをお迎えしないといけないですね。

 

 

 

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