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五十肩の改善法

 

何にでも当てはまることですが

 

ホントのホントの始めは
些細な不具合でも

 

そのまま放置して第2段階、3段階・・と
不具合の影響が広がってしまうと

 

もう元に戻すのは
なかなかに大変なものです。

 

3〜5段階あたりをコチョコチョ
小手先で解決しようとすると
余計にこじれたりするし

 

かといってその頃には
始めの不具合は

 

とんでもなく根付いた状態
になってしまっているし。

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

前回の「五十肩になる原因」に続き
今回は「対策編」です。

 

五十肩の対症療法として
よく耳にするのは

 

痛いからといって
動かさないと固まってしまうから
しっかり肩を動かさないとダメ。

 

というやつで

 

「なるべく腕を回すようにしてます」
「痛いの我慢して運動してます」

 

というやつです。

 

これはけっこう多くの方が
信じている改善法のようで

 

実際、治療院さんでも
こう指示をしているところは
少なくないみたいです。

 

 

はっきり言ってこれは
一番やってはダメなやつなんですね。

 

肩甲骨が固まって
腕だけの動かし方になった結果

 

肩の関節に負担がかかりまくって
そんなことになってるのに

 

それ以上に肩を動かすとなると
もはや自らトドメを刺してるようなもんです。

 

まさに傷口に塩を塗ってる状態。
唯一メリットを挙げるとすれば

 

運動してるんだから
きっと良いことしてるはず。

 

という思い込みからくる
プラシーボ効果への期待くらいでしょうか。

 

でも動かさなかったら固まるし。
でも動かしたら余計に悪くなるし。

 

じゃあどうすればいいんじゃい。
となるんですが

 

「動かす場所」の変更です。

 

前回の掃除機の例えで言うと

 

ノズルを頑張って
引っ張るんじゃなくて

 

掃除機本体を
動けるようにしないといけないんです。

 

もしその本体が床の歪みで
引っかかって動けなくなってるなら

 

まずは床を
整地しないといけないんです。

 

炎症が起きてる
肩の関節はなるべく使わず

 

肩甲骨を動かすこと。

 

肩甲骨を動かすために
まずは姿勢を正すこと。

 

ただ、背中が丸まって
完全に固まってしまっている人は

 

その「姿勢を正す」という簡単なことが
もう出来ないから厄介なんですが。。

 

それくらい五十肩は根深くて
改善には根気のいる症状なんです。

 

 

 

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