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「痛くない」が「悪くない」とは限らない

 

月に数回、父の施術をするのですが

 

毎回、施術中に
「足は右のほうが悪いやろ」とか
「肩は左やろ。右はもう治ってるんや」
とか聞いてきます。

 

正直、右も左もどっちもどっちで
むしろ状態が悪いのは
逆の方だったりするんですが

 

父は昔から人の話を聞く耳は
持ち合わせていないので
軽く相槌を打つだけになりました。

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

痛みあるあるの一つとして
「痛み」と「状態」は必ずしも一致しない。
ということがあります。

 

例えば
「痛みを訴えている人」より
「痛みを訴えていない人」の方が
状態が良いか。

 

というと
必ずしもそうではなく

 

同じ人でも
「痛みを感じている肩」よりも
「痛みを感じていない腰」のほうが
状態が良いか。

 

というと
必ずしもそうではなく

 

同じ肩でも
「コリを感じている右肩」よりも
「コリを感じてない左肩」のほうが
状態が良いか。

 

というと
必ずしもそうではありません。

 

少々の不調でも
痛みを感じる場合もあれば

 

かなりの不調でも
痛みを感じない場合もあって

 

状態の悪さに
比例しているわけではないんですね。

 

というのも

 

痛みは
体が「ヤバいよヤバいよ」と
ピンチを教えてくれるサイレンですが

 

どうやら
出るタイミングがあるようで

 

そのせっかくのタイミングも
見て見ぬフリしたり(我慢)
もしくは誤魔化したり(薬や湿布)
し続けてしまうと

 

やがてイジけて
引っ込んでしまうようです。

 

そして再び顔を出すのは
イジけてる場合じゃなくなってから。

 

つまり
もっともっと状態が悪くなってから。

 

こんなことを繰り返しています。

 

ここが重要なところで

 

痛みを感じていないことが
= 悪い状態ではない
= 治っている

 

とは限らない・・
ということなんですね。

 

あくまでも
今、感じていないだけ。
今、感じなくなっただけ。
今まで、感じていなかっただけ。

 

「別に腰は痛くない」と言われるけど
実際はゴリゴリに固まっている。
という方は多いんです。

 

「急に肩がコリ出して」と言われるけど
とても一朝一夕でできたコリ具合じゃない
という方は多いんです。

 

まとめです。

 

「痛み」には出るタイミングがあって。

 

そしてそれは
・人によって
・場所によって
・ポイントによって

 

それぞれ違っていて。

 

そうなってくると
痛い = 悪い
痛くない = 悪くない

 

というような
「痛み」の有無での判断基準は
あまりアテになりません。

 

となると大事なのは

 

ちょっとした体の不具合でも
ちゃんとサイレンとして
発信できる状態に保てているか。

 

その発信されたサイレンに
毎回ちゃんと耳を傾けれているか。
であって

 

それを可能にするのは結局
「普段からの継続的なケア」なんですね。

 

さて、偉そうなことを言ったので
僕も自分の体に聞き耳を立て続け
より気をつけていきたいと思います。

 

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