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節(フシ)をなくす

 

一昔前は、放送される格闘技といえば
K1に代表されるような
「立ち技」のバトルが主流でした。

 

最近は「寝技」も含めた
総合格闘技が多いですね。

 

ひとたび相手を倒してしまえば
蛇のように絡みついて関節をロックする。
または絞め落とす。

 

鍛え抜いている屈強な相手を
即ギブアップさせる寝技は
もはや芸術の域だと思います。

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

「関節をロックする」

 

意味合いは少し違うかもしれませんが
これは、癒庵の整体でも使っている
「体の使い方」の一つで

 

大きく違うのは、対象が
「相手の関節」ではなく
「自分の関節」だという点です。

 

「自分の関節をロックする」

 

簡単に言うと
「関節を曲げない」ということです。

 

癒庵ではこれを
「節(フシ)を無くす」と表現しているんですが

 

節(フシ)を無くすことで
各部の筋肉の負担が減り
脱力を保つことができるんです。

 

どういうことかというと

 

身近な例では
「立ってる時」がそれなんですね。

 

「立ってる時」というのは
関節や膝関節が、キチンと納まっている状態で

 

骨格として支えれているため
足の筋肉がけっこう休めてる。

 

膝をちょっと曲げるだけで
長時間立っていられなくなるのは

 

節(フシ)が入ることで
「骨格の支え」から「筋肉の支え」にシフトして
足の筋肉が疲れてしまうから。

 

つまり「節(フシ)を無くす」とは
余計な力を必要としない
「ECOな体の使い方」となるんです。

 

そして大事なメリットがもう一つ。

 

それは、節(フシ)を無くすことで
「体の軸を使った動き」に変わるということ。

 

さっきの例えの応用になります。

 

例えば
地面の一つのポイントに
強い圧力をかけたい場合

 

踏み込んで圧力をかけようと思うと
けっこう大変で

 

足には当然力が入るし
上半身だって力みます。

 

地面に接している足裏は
それはもうギチギチに力まみれで。

 

この場合
少なくとも股関節と膝の
二つの節(フシ)がある状態なんですが

 

それが同じライン上に無いため
それぞれの力のベクトルに
ズレがあるんですね。

 

だから、各部分が
それぞれ頑張らないといけなくなる。

 

太モモの筋肉が頑張って
ふくらはぎの筋肉も頑張って
上半身は前かがみになって頑張って
足裏は地面を押し付けるようと頑張ってと

 

だったら
その場に立ってしまえば早くて

 

その人の体重分の圧をかけれる上
足の力も使わないし
上半身も脱力できるし
接している足裏も、柔らかさを保てます。

 

頭から足の先までが
一つのライン上で
一つのベクトルで
無駄なくポイントにかかっているからです。

 

つまり
体の軸を中心とした
体全体としての使い方なんです。

 

まとめです。

 

「節(フシ)を無くす」という体の使い方。

 

いかに筋肉を使わずして
いかに接触面の柔らかさを保ちつつ
いかに必要な力を生むか。

 

整体だけではなく
直接相手の体に触れる職種には
特に必須な技術だと思います。

 

もちろん、体を使う職種全般に
「体の負担を減らせる使い方」
としてオススメです。

 

格闘技のように人に使うと
悶絶級に痛がりますが

 

自分が使う分には
体に嬉しい優しい使い方です。

 

 

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