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親方とキャッチャーミット

 

ずいぶん前の話なんですが

 

夜、仲間内で体育館を借りて
運動をしていた時期がありました。

 

種目は主にバドミントン。

 

あとはたまに
バスケやらキャッチボールやら
フリスビーやら卓球やら。

 

基本的に人数不足で
誰でも参加大歓迎だったんですが

 

ある時、友人が友人を連れてきました。

 

たぶん7~8歳くらい年上で
背は低めでガッチリ系、坊主頭。
明るくて、ユーモア溢れる人

 

通称「親方」

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

自営の仕事とは別で
少年達に野球を教えているという親方は

 

ある日
自前のキャッチャーミットを
持ってきました。

 

で、野球に疎い僕に
面白いことを教えてくれたんですね。

 

良いキャッチャーは「音」で
ピッチャーの調子を作ってあげるんだと。

 

ピッチャーの投げた球を
「良い音」で受けることで

 

「今日のお前、球が走ってるぜ!」
「今日のお前、調子いいぜ!」
「今日のお前、最高だぜ!」

 

てなことを暗に伝えて
ピッチャーのテンションを
気持ち良く上げてあげるんだと。

 

実際、親方に受けてもらうと

 

パアァーーーーーーーーン!
と「良い音」で取ってくれるんです。

 

僕が投げる球の速さなんて
ショボいんですけどね。

 

もう全然ショボショボなんですけど
すごく「良い音」で取ってくれる。

 

なるほど
こりゃ気持ちいいわ。

 

自信つくわと。

 

キャッチャーミットを借りて
僕がやってみても
そんな「良い音」は出せなかった。

 

「盗塁を刺す」とか
「配球を決める」とかに並ぶ
大切な技術だなと思いました。

 

チームの勝敗を左右する
ピッチャーの「イケる!」という
意識を作ってあげるんですから。

 

何が言いたいかというと

 

「意識を作ってあげる」って大事だな。
てことなんです。

 

整体は
お客様の体を整えるものですが

 

体を変えるホントのホントの
究極のところって

 

「意識」だったりするんですね。

 

意識ひとつで体は変わる。

 

体の「動き」が変わる。

 

でも、「意識」って
自分でそう簡単に変えられるもんじゃないし

 

「意識」を持続し続けるっていうのも
なかなか難しい。

 

そもそも「意識」すらしていなかった。
ってこともあるんですね。

 

そこをどうするか。

 

お客さんのコリ固まった体ばかりに
目を向けるんじゃなく

 

磨いてきた自分の技術ばかりに
囚われるんじゃなく

 

「意識」から変わって頂く。

 

まず、意識してもらい
その意識を継続してもらう。

 

そこまでを全部含めて初めて
「体を整える」と言えるのではないかと

 

日々、自問自答しております。

 

 

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