ぶろぐ

ご予約はこちら

布団について

 

休みの前日夜など
ソファーに座って酒を飲みながら
テレビを見ていると

 

ほんのたまに
そのまま寝落ちします。

 

クッションの効いたソファーで
一晩眠ってしまうと

 

下になってた方の
首肩はすくみっぱなし。

 

腰は丸まりっぱなし。

 

満点のダルさで
猛反省の朝を迎えます。

 

 

福井の整体院
『からだ整え所 癒庵』院長の近間です。

 

 

前回の「寝る時の体勢」に続いて

 

今回は就寝具
「布団」に関する内容です。

 

布団といえば
よく見かける広告で

 

「低反発マットでグッスリ快眠!」
的なものがあります。

 

50~60代くらいの方が笑顔で
「もうこのマットが手放せません!」
ていう感じのやつです。

 

一見、魔法のアイテムのようですが

 

あれって
あくまで丸まって固まってる体が
そのままズブッと沈んで

 

布団側がフィットしてきてくれるから
楽なわけであって

 

「その布団で寝れば体が良くなっていく」
というわけではないんですね。

 

丸まった姿勢に
フィットしてくれるということは

 

言い換えれば、寝てる間中

 

「その丸まった姿勢を作り続ける」
ということです。

 

冒頭でお話しした
ソファーで寝落ちした僕のように。

 

かといって決して

 

「柔らかい布団が悪い」
「低反発マットはダメ」
ということを言いたいわけじゃなく

 

「使う段階」の話で

 

それこそ何十年もかけて
体を丸めに丸めてきたお年寄りであれば

 

今さら時間をかけて頑張って
姿勢を作っていくよりも

 

そういう布団で寝たほうが
よっぽどてっとり早くて良いと思います。

 

ただ今回のテーマとしては
まだ、そこまでではない方。

 

現役バリバリの方です。

 

デスクワークや運転で
背中が丸まってたり

 

スマホ猫背になっていたり

 

仰向けで寝辛くなったからといって
早々に寝やすい布団に頼ってしまうと

 

本当にそのままの悪い姿勢で
固まっていってしまいます。

 

まだまだケア次第で
改善できるうちに

 

どこでも寝れるような
しなやかな姿勢を作っていくのか。

 

もしくは早々と
枕や布団に合わせてもらっていくのか。

 

6~8時間という
そこそこ長い睡眠時間を

 

「良い姿勢」で過ごすのか。
「悪い姿勢」を過ごすのか。

 

ということですね。

 

 

 

ページトップへ