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体に合うとか合わないとか

 

食事で聞く言葉で
「合う」「合わない」というのがあります。

 

あの濃厚なガツンとくるラーメンが
俺の体に合ってる。

 

あの店の定食全般なんか薄味で
自分の体には合わない。

 

ちなみに個人的にラーメンは
「あっさり」よりも「こってり」派です。

 

福井の整体院
「からだ整え処 癒庵」院長の近間です。

 

この「合う・合わない」
指圧やマッサージ、カイロなんかでも聞きますね。

 

強く揉まれるほうが自分の体に合ってる。
バキバキってされるのは私の体には合わない。

 

なんとなく表現してるだけだと思うので
少し言葉の揚げ足を取る感じになりますが

 

結論を先にいうと

 

「好み」による
個人的な「合う・合わない」はあっても

 

「体」による
個人的な「合う・合わない」はない。

 

と思っております。

 

冒頭のようにラーメンで例えるなら

 

①野菜少なめ極太チャーシュー入り
背脂たっぷり濃厚こってりラーメンと

 

②野菜たっぷり
素材を生かした塩分控えめあっさりラーメン。

 

「 好み に合ってるかどうか」で言えば
①が好きな人はいるし、②が好きな人もいて

 

普段の食生活はもちろん、空腹時とか、飲酒後
その場の状況・体調によっても変わると思います。

 

ただ、「体に合ってるかどうか」で言えば
状況・体調の関係なしに②となります。

 

「体に合ってるかどうか」

 

言い換えれば
「体にとって良いか悪いか」です。

 

病院食なんかでわかるように
塩分強すぎも、甘すぎも、辛すぎも

 

「体」としては、あまり良くない。

 

視覚や味覚、嗅覚に聴覚に触覚。
五感て本来すごく繊細なものなので

 

鍛えれば鍛えるほど敏感になれ

 

ほんの少しの違いをも
感じ取れるようになれるものです。

 

料理人であれば
ほんの少しの塩梅や風味の違い。

 

音楽家であれば
ほんの少しの音程やリズムの違い。

 

手前味噌になりますが
自分が施術の受け手となる時は

 

施術者のほんの少しの力み感
ミリ単位での手の角度のズレや、重心の置き方

 

もっと言えば
気持ちが入っているかどうかまでわかります。

 

逆に、感覚が鈍れば鈍るほど
大味のものが好きになっていく傾向がある。

 

それが、濃いめの味付けだったり
強めのマッサージや矯正だったりで

 

ガツンと五感を刺激してくるものは
鈍っている感覚にはとてもわかりやすく

 

手っ取り早く実感できるので。

 

「合う・合わない」という
なんとなくの感覚。

 

それは、「好み」に合ってるのか
「体」に合ってるのか

 

できることなら
「体」に合ったものに慣れたうえで

 

「好み」として自分に合ったものも
楽しめるといいですね。

 

 

 

 

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