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意識は力よりも強し

 

「ペンは剣よりも強し」
という言葉があります。

 

思考や言論、情報の伝達は
直接的な暴力よりも影響力がある。

 

つまり

 

一見、力のありそうな「武」よりも
対極ともいえる「文」のほうが力を持つと。

 

SNSの普及や
最近世間を騒がせている週刊誌の報道など
まさにそんな時代になりました。

 

同じ棒状のアイテムで、韻も揃っていて
ちゃんと的を得ている。

 

とてもセンスのある言葉ですね
名言だなコレは。

 

福井の整体院
「からだ整え処 癒庵」院長の近間です。

 

このブログで度々言っている
「脱力」や「意識」ですが

 

日々、修行中の身でございます。

 

「脱力」はわかるけど
「意識」ってピンとこないかもしれないので

 

1つ簡単な例を紹介です。

 

腕をまっすぐ前に伸ばした状態で
誰かにその腕を上から押さえて下げてもらうとします。

 

まずは「力」の場合

 

この時、下げられまいと力んでも
案外簡単に腕は下げられてしまいます。
(あくまでその場に維持で、上にあげて抵抗は無しで)

 

次は「意識」の場合

 

腕の力は抜き
意識を手の先へ先へと伸ばします。

 

「それ取ってー」な感じで
何か対象物を指差している感じ。

 

この「それ取ってー」の
「それ」への意識が強ければ強いほど
腕は下げられなくなります。

 

人によってはその状態を
「気が入った状態」「気が通った状態」
と表現したりもします。

 

日常になんの影響もない
「で?」というようなことですが

 

人の体に触れる場合は
これがとても重要になってきます。

 

「力」による接触は
相手を無意識に緊張させてしまうし

 

それが「施術」となると
下手すりゃ相手の体を壊しかねないので。

 

「力」は抜き
「意識」は手を通り、受け手の中へ。

 

そして受け手の感覚が
まるで自分の事のように感じれた時

 

指圧やマッサージ、各種整体法などは
初めて「本当の技術」として効果を発揮します。

 

逆に言えば
この「意識」が抜けてしまっていたら

 

どんな技法も、単に見た目だけの
ただの「小手先の技術」になってしまう。

 

かなり話は飛躍しますが

 

「夢を叶える」ということにも
これは当てはまると思っています。

 

「~になれたらいいな」
くらいのボンヤリしたものだと

 

イレギュラーな出来事に振り回され
力みがちで対応してしまいますが

 

「~になるために」
という明確な意識(ビジョン)で未来を指していると

 

芯も固まり、イレギュラーにもブレることなく
着々と夢に近づいていけるものなんでしょう。

 

「海賊王におれはなる」
が、まさにその究極でしょうか。

 

言うのは超簡単ですけど

 

日々、毎時、毎分、毎秒
その意識を保ち続けるのは本当に難しい。

 

「意識は力よりも強し」
まだまだ修行中でございます。

 

 

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