ぶろぐ | 福井で整体院をお探しなら肩こりや腰痛の改善の実績が高い『からだ整え処癒庵』

               

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「治る」という言葉

 

 

お客様から頂く質問に

 

「(この痛み)治りますか?」
「(ゆがみ)治ってますか?」
というものがあります。

 

この質問
2つの理由でけっこう答えづらくて

 

まず一つめの理由としては

 

「治る(す)」という言葉は
医療行為をしているお医者サンに許されたもので

 

民間資格の整体師はもちろん
国家資格である接骨師やマッサージ師も
使ってはいけないから。

 

その場合
「改善する・和らげる」等への
言葉の変換が必要になります。

 

ただもし
使用が可能だったとしても

 

もう一つの理由で
癒庵では使うことはなかったでしょう。

 

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

 

傷が治った
風邪が治った
腹痛が治った

 

こういった急性的なものであれば
「元通りになった」ということで

 

「治った」という表現は
間違いないと思います。

 

切り傷ができる前の状態を0
切った状態が+3とするなら

 

修復−3で0に戻って
まさしく「治った」という感じですね。

 

ただこれが慢性的なものとなると
そう単純な話じゃなくなるんです。

 

その「痛み」が発現するまでには
その「ゆがみ」が固定化するまでには

 

長年積み上げてきた「蓄積」があるため
そもそもの土台が0じゃなくて

 

すでに+30かもしれないし
+50かも、+100かもしれない。

 

仮に、施術がバッチリ決まって
−5や、−10にできたところで

 

蓄積はまだまだ
しっかり残っている状態だからです。

 

その状態に「治る」という表現を使うのは
個人的にモヤっとするんです。

 

もちろん
その質問をしたくなる気持ちは
ちゃんとわかっております。

 

ただ、整体(マッサージ・指圧も含)は
治療ではなく、あくまでもケアなんです。

 

適度な運動やストレッチと同等で

 

植物でいえば
本来毎日やるに越したことのない

 

「日光浴」や「水やり」みたいなもの。
過去記事 「植物に例えて」

 

 

「〇〇ペースで〇〇回で完了」
みたいなゴールは無いんです。

 

もし「治る」という
明確な処置や言葉が欲しい場合は

 

もしくは

 

体への負担は二の次で
とにかく手っ取り早さを優先したい場合は

 

やはり病院に行くのが一番なんです。

 

お医者サンのやることはまさに
症状に対しての直接的な処置で

 

不具合を目立たなくしたり(痛み止め)
弱まった成分を注入したり(注射・薬)
ぐらついている箇所を補強したり(固定手術)
ダメになった部分を除去したり(切除手術)
もしくは交換したり(移植手術)

 

「治す」というよりは
「直す」という表現が近い分

 

強制的に一見0にしてくれるんで。

 

どちらが良い悪いと言うわけではなく
分野の違いです。

 

その違いを受け止めた上で
自分の体を見直し、毎日のケアに努め

 

気力に満ちた体を作られた方が
本来の「治る」に近づけるのだと思います。

 

手術であろうが薬であろうが
整体であろうがマッサージであろうが

 

最終的に
「体を治している」のは結局のところ

 

自己治癒力の働きのみなんですから。

 

 

 

癒庵では、土台となる
「姿勢作り」の施術をおこなっております。

スポーツ、ストレッチ、ダイエット、睡眠など
全てにおける第一段階作り。

本気で体を変えたい方をお待ちしております。

 

 

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