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寒さと可動域

 

 

もうかれこれ
20年ほど前になるでしょうか

 

当時付き合いのあった青森出身の知人が
面白いことを言っていました。

 

彼曰く

 

バラエティー番組で見かける
青森県のご年配者へのインタビューで

 

ナマリが強すぎて聞き取れず
テロップが出て皆んな笑うが

 

自分は普通に全部
ちゃんと聞き取れるんだと。

 

さらに続けて言うには

 

青森県の方言は
略しているものが多く

 

「風呂に行こう!」
「いいね、行こう行こう!」は

 

「湯さ!」
「湯さ!湯さ!」

 

という感じで
「ゆさ」だけで会話が成立する。

 

寒さのため口を動かさなくていいよう
変化していったのかもしれないねと。

 

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

 

11月も半ばに入り
いよいよ本格的に気温が落ちてきました。

 

これまで快調だと思い込んでいた体も
一変して不調が出やすくなります。

 

原因としては

 

寒くなると無意識に肩がすくみ
縮こまる姿勢が多くなってしまうから。

 

常に緊張状態が続くことにより

 

「首こり」や「肩こり」、「腰痛」などに
直結してしまうんですね。

 

そこに加え寒さの大きな弊害として

 

「運動量が減る」
というのがあると思います。

 

これは何も
ランニングとか筋トレとか

 

そういった
いかにもな運動のことではなく

 

もっと日常の動き。

 

首も肩も、腕も手も
股関節も膝も足首も

 

オマケに表情も

 

全ての動きが小さくなって
緩んだ筋肉で伸び伸びと使うことが無くなるから。

 

可動域の制限
まさに「ゆさ」ですね。

 

今まさに季節の変わり目で
まだまだ序盤。

 

これから冬に向けてさらに
冷え込みが強くなっていきます。

 

外出時であれば厚着をすることもあって
さらに可動域は減るでしょう。

 

できれば家にいる時くらい
Tシャツでいれるくらい部屋を暖かくして

 

夏と変わらず伸び伸び動きたいところですが
電気代が高いこのご時世です。

 

電気はほどほどに節約し
せめて湯上がりとかの温まっている時くらい

 

しっかりと体を伸ばす習慣をつけて
冬を乗り切りたいですね。

 

一度しっかり固まり切った体は
春になったからといって

 

簡単に戻れるものではないんですから。

 

 

 

 

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