信号待ち中
スマホ操作に夢中になって
ブレーキを踏んでる足が緩み
じわじわと車が前進してて
あわや大惨事。
ということは
「オートマ車あるある」ですが
僕はブレーキに全集中しているので
絶対にありません(キッパリ)
福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。
過去に、体の不調と改善を
「植物」に例えたことがあったんですが
今回はまた別な感じで
「車」に例えてみたいと思います。
人間の体って
何もしなくても生活習慣によって
固まったり歪んだりの悪い状態は
日々進行していきます。
ブレーキを効かせないと
勝手にジワジワ進んでいく様は
まさにオートマ車のようで
そうやって少しずつ少しずつを
何十年もかけて前進してきた結果が
あちらこちらに痛みを抱える
今の位置(状態)だと言えます。
じゃあ体にとって良いとされる
ストレッチや運動を頑張れば
それは「バックギア」になって
良い体に戻れるんじゃない?
と思うところですが
そう単純ではありません。
固まった体・ゆがんだ体で行えば
それらはむしろ
「ドライブギア」のまま
アクセルを踏んでる状態で
逆に前進を加速させているだけ・・
となります。
で本題です。
じゃあマッサージとか矯正みたいな
治療を受ければ
それこそ「バックギア」になって
良い体に戻れるんじゃない?
と思うところですが
これもそう単純ではありません。
ここからは
当院の整体・理論の話です。
(他院様は知りません)
正確には、整体を受けることも
「バックギア」ではないんです。
整体(当院)でやることは
ジワジワ前進が染み付いた体に
一旦ブレーキをかけ
まず「ニュートラルギア」に入れてあげること。
そして日常的に
自分で「ニュートラルギア」を保つための
ノウハウをを伝えることです。
これが染み付くまでが凄く大変で
相当に根気が必要なんです。
だって何十年も「ドライブギア」固定で
ずっと前進し続けてきたんですから。
ちょっとでも気が抜けた途端
ブレーキから足が離れてしまうし
勝手にギアが
「ドライブギア」に入ってしまうし
多くはそれに気づかぬまま
またその「ドライブギア」で
アクセルを踏んでしまってるからです。
じゃあいったい何が
「バックギア」になるのかというと
立ってる時も
歩いてる時も
寝てる時も
その「ニュートラルギア」が
しっかりと染み付いて
その状態での
体にあったストレッチや運動こそ
初めて体が「バックギア」に入って
アクセルを踏むことになるんです。
「バックギア」への切り替えは
「ニュートラルギア」経由。
「ニュートラルギア」とはつまり
正しい姿勢からの
全身の脱力状態のことです。
あらゆる慢性的な不調の改善も
スポーツも筋トレもダイエットも
疲れがとれる睡眠も
全てはその後の話なんです。
以上
車を運転されない方、マニュアル車の方には
ギアギアうるさいわかりにくい例えでした。