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手のあり方

 

最近「手のあり方」を
今一度、見直すようになりました。

 

お客様の体に触れる時はもちろん
モノを触る時まで。

 

クサい言葉で言えば

 

その手にちゃんと
「愛」があるかどうか。

 

個人的には
この「愛がある手」を

 

「命をさわる手」
と表現しております。

 

福井の整体院
『からだ整え処 癒庵』院長の近間です。

 

というわけで今回は

 

施術をするうえで絶対に欠かせない
「手のあり方」の話です。

 

普段私たちが
意識せずに使っている手は基本的に

 

筋力による
「物をさわる手」です。

 

筋力で持ち上げたり
筋力で下ろしたり

 

筋力で押したり
筋力で引っ張ったり

 

持ち上げたものを
筋力で維持したり。

 

力の「強い・弱い」の差はあれど
筋力によるものです。

 

では
「命をさわる手」はというと

 

言葉では表現するのは難しいんで
体感してもらうのがいいかと思います。

 

赤ちゃんの手、もしくは
ヒヨコやハムスター等の小動物を

 

手で包むイメージ
をしてみて下さい。

 

感覚の鋭い方であれば

 

その手が
柔らかく、暖かく

 

「優しく」なったことが
実感できると思います。

 

単に「力を弱くした」

 

とかいうレベルでないことも
なんとなくわかると思います。

 

「物をさわる手」が
筋力の緊張を伴うものである以上

 

少なからず
相手に緊張を与えるのに対し

 

この「命をさわる手」は

 

当てただけで
相手がホッと息を吐ける手です。

 

フッと体がゆるむ手です。

 

この手をもって施術を行って
初めて受け手であるお客様の体が

 

無意識レベルで
芯から緩むことができるわけですが

 

ゴリンゴリンに固まりきった
お客さんを相手にすると

 

なんとか「効かせよう」と
邪念まみれ。

 

まだまだ修行不足だと
苦悩する日々でございます。

 

 

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