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姿勢と枕

 

ここ最近再び
寝不足の日々が続いております。

 

横で寝ている娘の寝相が悪すぎて

 

幅寄せからの
裏拳や肘打ち、蹴り、時には頭突き。

 

衝撃と痛みで
深夜に起こされること3~5回。

 

本当は仰向けでノビノビと寝たいのに

 

それを避けるために
首は傾き、体はねじれ、やがて横向きに。

 

でも、父は耐え忍ぶのです。

 

いつかくる親離れまでの
限られた「幸せなひと時」ですから。

 

福井の整体院
「からだ整え処 癒庵」院長の近間です。

 

当院では
ある程度姿勢が整ってきた方には
「仰向け寝」の推奨と

 

それに伴う「自家製タオル枕」の作り方を
お伝えしております。

 

寝ている間も良い姿勢を保て
首肩の緊張を緩める効果があって

 

夏場、頭に寝汗をかいても
すぐに洗えるというオマケ付き。

 

これが結構好評でして

 

「最近、頭痛がなくなった」
「もう前まで使っていた枕には戻れない」
「オーダーで作った枕より心地いい」

 

などなど
喜びの声を多く頂いております。

 

もちろん院長自身も
そうやって寝ております。

 

ただ、同時に
「注意事項」もお伝えしていて

 

この、仰向け寝
&自家製タオル枕 はあくまでも

 

当院で正しい姿勢を作った後
日々ちゃんとその姿勢を意識し続けられたら

 

せっかくなら寝ている間も
正しい姿勢の時間にしましょう。

 

という、あくまでも
「普段の努力の延長」とするものであって

 

違和感を感じ始めたら一旦中止。

 

つまり
正しい姿勢が染み付いているかどうかの
チェックも兼ねているわけです。

 

なので決して
「ずっとこれさえしておけば大丈夫」
というものではないんですね。

 

歪んだ悪い姿勢に
枕側が合わせてくれている

 

「高級枕」や「オーダー枕」とは
そこが違うんです。

 

枕側が合わせてくれる
というのは言い換えれば

 

日中の活動時は悪い姿勢
寝てる時間もそのまま悪い姿勢
ということで

 

アナタはそのままでいいんだよ。
アナタに合わせて優しく包み込んであげるから。
ほら、辛くないでしょ。

 

という
24時間ずっと悪い姿勢を許してくれる
魅惑の「甘やかしアイテム」なんです。

 

各企業の研究の成果による
優しさの固まりなので
使えば楽なのは間違いないと思いますが

 

人生100年時代と言われる今
その優しさに早々に頼り切ってしまうのって
ちょっと怖くないですか。

 

初めは良い癖がつくまでは
ちょっと大変かもしれませんが

 

できることなら普段からちゃんと
正しい姿勢を意識して

 

そのまま就寝時も
ダラっと仰向けで寝れるようにする。

 

やがて高齢になり
もうどうにも体が辛くなって初めて

 

そういう優しいアイテムに身を任せ
甘えさせてもらう。

 

これが理想だと思います。

 

ただ、隣に小さな暴君が眠っていると
それが中々難しいようで

 

今、非常に困ってるんですけどね。

 

 

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・仰向けで寝れているか
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